FP3級学科試験パート2:01〜10問
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ファイナンシャル・プランニング技能検定3級の問題と解答は、社団法人金融財政事情研究会のホームページに掲載されているが、解説がないため作成してみました。
・問題および解答は、2004年度の問題・模範解答を参照しています。
・解説は自前の参考書および関連HPを参考にしています。
・関連HPは、Googleで上位検索されたものの中から参考にしたものを掲載しています。
※解説は十分調査しているつもりですが、間違いがある可能性もございますのでご了承下さい。
※間違いや著作権などの問題がある場合はご連絡いただければ修正します。
[第1問]次の各文章の((1)〜(30))を読んで正しいものには1)を誤っているものには2)を解答用紙にマークしなさい。[30問]
(1)ファイナンシャル・プランナーは、特定の顧客の資産や家庭事情を他の顧客に説明しても問題ない。
解答:2)
解説:
日本ファイナンシャルプランナーズ協会の会員倫理規定(http://www.jafp.or.jp/top/kaiinkitei.htm)により、ファイナンシャル・プランニングの業務上知り得た顧客の秘密を守り、節度ある行動をとらなければならない(第5条)。会員は、利益相反事項がある場合は、これを顧客に開示しなければならない(第3条)
(2)税理士の資格を有しないものは、具体的な税務相談や税務書類の作成を行ってはならない。
解答: 1)
解説:その通り
(3)公的介護保険制度においては、市町村または特別区の各区域内に住所を有する40歳以上65歳未満の医療保険加入者を第1号被保険者といい、65歳以上の者を第2号被保険者という。
解答: 2)
解説:
<公的介護保険制度とは?>
http://www.kentei.com/cac/kaigo/1.html
(4)平成16年の年金制度改正により、厚生年金保険の保険料率は、平成16年10月に0.354%(労使折半)引き上げ、以後毎年0.354%引き上げて18.30%(労使折半)に達した段階で固定することとなった。
解答: 1)
解説:
<2004年・年金制度改革>
http://www.remus.dti.ne.jp/~laputa/nenkin/2004_kaikaku/2004_kaikaku_1.html
(5)国民生活金融公庫が扱う国の教育ローンは、返済終了までに固定金利が適用される。使途は学費に限定され、下宿費用や学生の国民年金保険料には充当できない。
解答: 2)
解説:
<使い道>
学校納付金(入学金、授業料、施設設備費など)
受験にかかった費用(受験料、受験時の交通費・宿泊費など)
住居にかかる費用(アパート・マンションの敷金・家賃など)
教科書代、教材費、パソコン購入費、通学費用、学生の国民年金保険料など
http://www.kokukin.go.jp/pfcj/ippan.html
(6)生命保険は「金融商品の販売等に関する法律(金融商品販売法)」の適用対象とされるため、生命保険会社が重要事項を説明せず、顧客に損害を与えた場合、損害賠償責任を負う。
解答: 1)
解説:預貯金、信託、保険、有価証券、デリバティブ等、幅広い金融商品が対象となります。
http://www.fsa.go.jp/notice/noticej/kinyuusyouhin_d.html#q4
(7)変額保険は、保険金額が資産の運用実績によって変動する保険であるが、契約時に定めた死亡・高度障害保険金額(基本保険金額)と解約返戻金は、最低額が保証されている。
解答: 2)
解説:変額保険は、払い込んだ保険料を運用する特別勘定の運用成果に応じて、保険金額が増減するタイプの保険商品です。死亡保険金は保証されているものの、満期保険金や解約返戻金は保証されていません。
http://www.ifinance.ne.jp/product/insurance/hghk.htm
(8)損害保険契約において、保険価額が保険金額を超える保険のことを超過保険といい、保険金額を超過した保険価額は無効となる。
解答: 2)
解説:保険金額(契約金額)が保険の対象である物の実際の価額(保険価額)を超える保険のことをいいます。
(9)法人が支払う損額保険契約の保険料は、原則として、積み立て型の保険の場合、積立保険料部分は満期時まで資産に計上され、その他保険料部分は、保険期間の経過に応じて損金に算入される。
解答: 1)
解説:http://www1.ocn.ne.jp/~sanei-sv/tax.htm
(10)介護保障保険(介護保障特約)には、寝たきりや痴呆によって介護が必要となり、その状態が一定の期間継続したときなど所定の状態になったときに一時金や年金を受け取ることができるものや、公的介護保険の要介護認定に連動して一時金や年金を受け取ることができるものなどがある。
解答: 1)
解説:被保険者が所定の要介護状態になった時に、一時金や年金が支払われる保険。保険料払込期間中に被保険者が死亡したときは、既払込保険料相当額が、それ以降は基準年金額の50%が死亡給付金として支払われる。また払込期間中に所定の要介護状態になった時は、以後の保険料は免除となる。
http://www.moneyjoho.co.jp/insure/guide/09.htm
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